最近気になる香り
年齢を重ねると共に、シプレーの香りが気になってきています。
シプレー系統の香水は、ベルガモットやオークモスを基調とした上品で、
どちらかといえばフォーマルな雰囲気の香りです。
シプレーという名前の由来は、香水の老舗ブランドであるcoty(コティ)社
が出した「シープル」という香水から付けられたとの事。
この系統の香水は、地中海のキプロス島をイメージして作られている
シプレ系の最大の特徴としては、オークスモスという苔の香りです。
その他ムスク、サンダルウッド、パチュリ、オポポナックス、クマリンなどオリエンタル調の香り、
そしてジャスミン、オレンジフラワー、ネロリ、などのフローラルを重ねています。
香りとしては、どこか懐かしい柔らかい感じを思わせ、非常に心地のよい香りがします。
典型的なシプレーの有名香水はミツコ(ゲラン)、ファム(ロシャス)、ミスディオール(ディオール)
などがあります。
(画像はミツコ)
最近発売の香水では
ロードクロエ オードトワレ(クロエ)
など、上記は現代的にアレンジしており、夏でもつけやすい、
グリーン、フレッシュタイプになっています。
実は、最近香りを仕事にされている方からお話しを聞くことが多いのですが、
皆様そろってシプレーの香りが好みとのこと。
お時間あれば、是非チェックしてみてください。